我が青春のコンピュータ


6 プログラムを動かす

>RUN ENTER

ほんの1秒足らず、液晶画面に何も表示されない状態となったが次の瞬間...

と表示された。

「おぉっ!」 ポケコンの周囲を取り囲んだ学生たちから思わず歓声が上がる。

「動いてる! 10行目だ!」

「ラインカーソルが点滅しているね。そこにキーボードから数値を入力できるよ。 3を入れてENTERを押してごらん。」

ヨシオは先生の言うとおりに3を入力してENTERを押した。 すると...

(なるほど。20行目が動いているんだ!)

「それじゃあ今度は4を入れてみようか。」

ヨシオは迷うことなく操作を続けてENTERを押す。

C=5

「すっげー! 頭イイんじゃないコイツ!」

学生たちはコンピュータの持つ能力の凄まじさに、ただただ圧倒されていた。  と同時に、自分たちの持つ関数電卓にプログラムの機能が付いているのかどうか気になりはじめた。

高価な関数電卓であれば、簡単なプログラム機能が付いているのだが、 多くの学生たちはそんなことを気に留めることも無く関数電卓を購入していた。

「先生! 僕のでもできますか?」

悲鳴にも似た学生たちの質問に、先生は全ての学生の関数電卓について、機能の有無と使用方法について教えてあげることとなった。

★★ ピタゴラスの定理をJavaScriptで書いてみよう! ★★

ピタゴラスの定理

A =

B =

C =

ソースは以下のようになります。

<script><!--
function calc(){
    var A = document.form1.A.value;
    var B = document.form1.B.value;
    document.form1.C.value = Math.sqrt(A*A+B*B);
}
// -->
</script>
<form name="form1">
<p><tt>A = </tt><input type="text" size="15" name="A" /></p>
<p><tt>B = </tt><input type="text" size="15" name="B" /></p>
<p style="margin-left:90px;"><input type="button" value="計算" onClick="calc();" /></p>
<p><tt>C = </tt><input type="text" size="15" name="C" /></p>
</form>